インターネット編
~スマホやPCからネットの世界へ~
インターネットでできること
LINE、SNS、web検索、サイトのチェックetc...めちゃ便利!
インターネットとは・・・
世界中の様々な人とリアルタイムにコミュニケーションをとれる仕組み
しかし、使い方を間違えると
- 犯罪に巻き込まれる / 犯罪を犯してしまう
- 人に傷つけられてしまう / 人を傷つけてしまう
- お金や信頼を失ってしまう
スマホを持つ少年少女!
保護者のみなさま!
事故や事件に巻き込まれないために
正しい使い方を理解しましょう!
インターネットがあるからできるコミュニケーションの種類
主要なツール:メール / LINE / SNS・・・など
メール
メールとは
1対1、もしくは複数の人と手紙のようにやり取りができる。文章だけでなく画像も送ることができる。
メールアドレスの取り扱いは慎重に!
- 知らない人にメールアドレスを教えない。
- 知らないサイトにメールアドレスを入力しない。
間違えると他人に情報が漏れてしまう危険性あり!
- 宛先をよく確認して間違えない。
- 添付する画像やデータを間違えない。
メールの書き方にはマナーがある!
送る前に確認をしよう
- 件名を書いているか
- 署名など差出人を明記しているか
シーンによっては、本文は「○○様」「○○先生」「○○さん」など相手の名前から書き始めた方が良い場合もあります。 先生、目上の方、アルバイト先、仕事関係など、マナーを意識して送りましょう!
スパムメールって知ってる?
スパムメールとは
悪い人が勝手に送り付けてくる悪いメール。
中には、情報を盗み取ろうとコンピュータウィルスを送りつけてくることもあります(>_<)
スパムメールってどんな種類が多いの?
- (応募していないのに)プレゼント当選しました!
- お買い上げありがとうございます。
- サイト使用料を払ってください。
- 今すぐパスワードを変更してください。
スパムメールらしきメールが届いてしまったら
- 絶対に返信しない。絶対にリンクを開かない。絶対に添付されたファイルを開かない。
- メールを削除する。
→「迷惑メールフィルター」を活用しよう!
LINE
みんなが利用している「LINE」
「LINEセーフティーセンター」をよく読みましょう!
https://linecorp.com/ja/safety/
絶対にこれを守ってLINEを利用しましょう
- 知らない人とつながらない。LINE IDを気軽に教えない。
- 不特定多数の人が参加するグループに安易に参加しない。
- 正しいプライバシー設定を行い、勝手に変更しない。
SNS
よく使われているSNSとコミュニケーションアプリ
SNSって何の略?
SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service)の略です。社会的なつながりを作り出せるサービスのことを指します。
例:日記を書く / コメントを書く / 書き込みを見る / 情報を交換する・・・ など
SNSは色々な人と繋がることができる
友だちと気軽に繋がりコミュニケーションが取れる一方、全く知らない他人とも安易に繋がってしまう環境でもあります。
その他のコミュニケーション
ブログ、掲示板といった様々なコミュニケーション方法がある。
使い方を知らないで利用するとトラブルに巻き込まれる。
安易に書き込みや画像のアップロードは行わない。
アカウント
アカウントってそもそも何?
様々なサービスを利用するためには個人情報の登録と、ID、パスワードの発行が必要になる。IDとパスワードのセットのことをアカウントという。
アカウントは、メールアドレスや電話番号を登録して発行することが多い。
アカウントの取り扱いには気をつけましょう
- 他人に絶対に教えない。特にパスワードは教えない。
- 声に出さない。
- 知らないサイトに入力しない。
- 他人が推測できるようなIDとパスワードにしない。
- 他人と一つのアカウントを共有しない。
→不正アクセス禁止法違反になることもある。
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺とは
偽物のウェブサイトに誘導して、アカウントを盗み取る行為。
→スパムメールから誘導されることが多い。
ウェブサイトのURLが正しいか必ず確認することで防ぐことができる。
アカウントが漏れてしまうとヤバすぎる!
- 勝手に使用され、買い物されたり課金をされたりする。
- 自分になりすまして人の悪口を書き込まれたり犯罪に使用されたりする。
→「大問題」に発展することもある。
個人情報
個人情報を漏らさないことはとても重要!
- 個人情報とは広義には個人を識別することのできる情報のこと。(複数の情報を組み合わせて特定できるものを指す)
- 氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、学校、家族、本人及び家族の写真、メールアドレスなど。
プライバシー
プライバシーってよく聞くよね
個人の私生活に関する情報で、公開を望まない内容(身長、体重、年齢、性別、送受信したメールの内容、位置情報、 行動履歴[場所・時間]、秘密にしていること、個人に関する写真や動画など)
個人情報・プライバシーの扱い
- 自分のことも、他人のことも安易に他人に教えたり、安易にネットに書き込まない。
- 友だちと一緒に撮った写真を別の友だちに送らない。
- 友だちの電話番号やメールアドレスを別のともだちに勝手に教えない。(必ず許可を得ること!)
- 自分や友だちの位置情報を安易に教えない。
個人情報の漏洩は怖い
- 自分や友だちが事件やトラブルに巻き込まれる可能性がある。
- アカウントを乗っ取られたり、迷惑メールや迷惑電話が増える。
- 友だちからの信用を失う。
- 肖像権侵害 / プライバシーの侵害
法律違反で処罰されたり訴えられる場合も!
匿名性
匿名は絶対にバレない!は間違い!
- ニックネーム(匿名)で書き込めたり、コミュニケーションができるサービスもある。
- サービスが匿名であっても、個人を特定することは可能。
→携帯電話会社やインターネットサービス会社は、端末に割り当てられた使用者情報やIPアドレスを記録しています。
裁判所が認めた場合や、捜査機関が操作で必要になった場合にはこの情報を利用して個人を特定することが可能。 - 書き込まれた内容や情報から、一般人が見て、個人を推定されることもある。
- 匿名であっても、完全な "匿名性" はない。ネット上では自分のすべての行動が監視されていると考えて行動する。
デマと嘘
『フェイクニュース』という言葉もある!
- 嘘や不確かな情報もあるので、すべての情報を鵜呑みにしない。
→正しい情報を見極める。 - 間違った情報が伝わり広まることもあるので、噂話は人に言わない。
→デマを流すと、名誉棄損や威力業務妨害などの法律違反となる可能性がある。 - 確実でないことは書かない。
デジタルタトゥー
情報は消えない
情報は複製できる
情報は検索できる
→過去の汚点[ 黒歴史 ]は一生残る!
安易な行動は身を滅ぼす!
- 安易に写真をアップロード・公開しない。
- 自分・他人の個人情報は書かない。
- 嘘をついたり他人の悪口を書かない。
著作権
「著作権」もよく聞くワード!
文章、画像、映像、音楽などのコンテンツには著作権があり、 法律で保護されている。これらを勝手に利用したり、 複製、配信、ダウンロードなどをすると法律違反になることがある。
デジタル万引き
お店で本や、雑誌の内容をカメラで撮影する行為。
著作権を守る3つの法則
- コンテンツをアップロードしたり、ダウンロードしない。
- コンテンツを友だちにあげたり、もらったりしない。
- お店で購入していない本、雑誌を撮影しない。
スマートフォン編
~ついに!待ちに待ったスマホデビュー!~
スマートフォンとは・・・
インターネットにつながる携帯電話!
スマホを持つために正しい使い方を理解しましょう!
スマホは超高級品
実は超高級品!
- iPhone8(67,800円<税別>)
- 携帯電話会社への通信使用料(3,000~10,000円<1ヶ月>)
- 有料アプリなど
例えば・・・
上記は一例です。携帯電話会社や端末、契約プランによって金額が異なります。
料金契約形態を理解し、家族との約束を守る!
扱いは大切に
- 落とすと割れて壊れる。
- 防水機能がない場合は水につけると壊れる。
- 大切な情報がいっぱい入っているので、紛失したり、盗まれたりすると大変なことになる!
非常に高価なものを持ち歩いていることを理解しましょう。
セキュリティーはしっかりと
自分のスマホを守るためには
ロックをかける。
ロック番号を友だちに教えたり他人に見られないように注意する。
公衆Wi-Fiを利用する場合
公共の施設や店舗がフリーWi-Fiを提供していますが、知らないWi-Fiには接続しない。
多くのフリーWi-FiがIDとパスワードを店舗で開示していたり、 1日当たりの接続時間や接続回数が制限されていたり、 SNSアカウントの連携で利用できる仕組みになっています。
鍵がついていないWi-Fiや、個人情報を登録することで利用できるWi-Fiは、ネットワーク盗聴(のぞき見)や個人情報漏洩のリスクがある場合があります。
公共のルールを守りましょう
場所によっては使用のルールが決められている。ルールが決められていなくても、場所や状況から自分で判断して使用を控えることも重要(空気を読むというやつだ)。
場所によってルールを守ろう
電源をoffにする
病院 / 優先席付近 / 飛行機の発着陸時など
使用禁止
運転 / 映画館など
通話禁止・マナーモードにする
電車 / バス / 図書館 / コンサート会場など
撮影・録音・フラッシュ禁止
映画館 / 美術館 / コンサート会場 / 公衆浴場 / プール / 動物園 / 水族館など
公共のマナーを身につけよう
静かな場所ではマナーモードに。
通話する場合は声のトーンを控えめに。
レストランやお店で写真を撮りたい時は、お店の人や周りの人に許可を取る。
他人が写らないように気を付ける。
イヤフォン・ヘッドフォンからの音漏れに注意。
写真を撮られるのを嫌がる人もいるので、「撮ってもいいですか?」と確認する。
ながらスマホは禁止
歩きスマホはダメ!
他人を傷つける事故を起こす。
多額の賠償金を負う場合もある。
道路交通法違反で罰金となるだけでなく、事故にあった時に賠償責任を負うことになる。
使いすぎや夢中に注意
スマートフォン・インターネットの依存症
1日の大部分をスマートフォンの使用に費やしたり、 自身がするべき事をすべき時にしないでスマートフォンやインターネットを使用してしまう症状。SNSが気になって集中できないなど。
総務省 情報通信政策研究所 『情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査』
Wikipedia 『インターネット依存症』
使いすぎは健康悪化!
- 視力の低下
- 肩こり
- 小指や手首の痛み、骨の変形
- ヘッドフォン・イヤフォンでの長時間大音量再生による難聴
家族で決めたルールを守ろう
ある家族のルールの例
わたしは、中学に入学した時に初めてスマホを買ってもらいました。中学を卒業するまでは、家族で決めたルールを守って使用する約束をしました。
- 端末はとても高価な物なので大切に扱う
- 夜の10時以降は使用禁止
- 勉強する時は使わない
- アカウント登録が必要なアプリは許可を得る
- 設定の変更は家族と相談
- 設定の変更は禁止
- 有料アイテムの購入(課金)は中学生の間は禁止
- インターネットへの書き込み(投稿)は禁止
- ルール違反はペナルティあり