Simejiが取得しているデータについて

Simejiが取得しているデータについて

いつもSimejiをご利用いただき、誠にありがとうございます。

ユーザーのみなさまに安心してSimejiをご活用いただくために、Simejiが現在取得しているデータの種類とその取得方法についてご説明いたします。

Simejiが取得しているデータについて

Simejiが取得しているデータは以下の4項目になります

  1. ログ情報
  2. クラウド変換情報
  3. ユーザー行為の情報
  4. クラッシュログ

1.ログ情報

ログ情報とは、ユーザーが入力した「よみ」と、「候補」のデータです。

例えば「こじま」のよみには「小島」や「古島」などが候補にあたります。このよみと候補のセットが「ログ情報」です。ログ情報はユーザーの変換間違いの傾向などを解析して把握するための手がかりとして活用されます。

SimejiはIMEなので、もちろん電話番号やクレジットカード番号といった大切な情報も入力できます。こうした情報は半角英数字や記号を直接入力したときはサーバーと通信しないしくみで取り扱わないようにしています。
また、文字入力はコミュニケーションの大切な手段であることもSimejiは重視しています。
取得した入力語から個人を特定するような文脈を形作る目的の解析は一切いたしません。
つまりSimejiは
「僕(山田太郎)は山野きの子さんを愛している」
といった個人的な情報を取得することはしません。
さらに、情報の送受信は【HTTP over SSL/TLS】という大変高度な暗号化技術で守っています。これにより、Simejiからサーバーに到達する間で第三者に入力語が盗まれることを防いでいます。

データの取り扱いについてはSimejiの利用規約で確認していただくことが可能です。

ログ情報はSimejiのインストール時に「ログ情報を送信」チェックボックスをオンにしたユーザーのみ送信されます。

2.クラウド変換情報

クラウド変換情報とは、Simejiで入力した文字をクラウド上で漢字やカタカナ、英語に変換する「クラウド入力機能」で使用するデータです。ローカルで完結していた変換処理をクラウドに拡張することで、変換精度を向上したり、日々生まれる新しい言葉をすぐに変換候補に取り入れることができます。

例:
「くそねみ」→ ⊂( ˘ω˘ ⊂
「牡牛座」→運勢:★★★★★

この機能がオンのとき、Simejiはクラウド変換サーバーと通信します。
もし入力した「よみ」にたくさんサーバー内の「候補」が見つかったら、Simejiは「候補」をサーバーから持ってきます。

バージョン6.6.1時点でクラウド変換情報の設定は、初期設定は「使用する」になっておりましたが、現在はオフに変更しています。クラウド変換は
[Simejiの設定]→[変換設定]→クラウド変換のチェックボックスを入れることで使えるようになります。

3.ユーザー行為の情報

基本情報とは、ユーザーのAndroid OSやSimejiのバージョン、使用しているキーボードの種類(例えばフリック入力ユーザーか、ケータイ入力ユーザーかといった区別)に関するデータです。
この情報は例えば
「フリックよりケータイ入力を使うユーザーのほうが多くて、Simejiを使うのは初めてのユーザーが全体の約30%くらいいるということは、スマホを初めて使う人がSimejiユーザーにはそれなりにいるのかも..。」といった推理をする際に役立てます。

履歴情報にはデータをまとめるために個別のIDを与えていますが、このIDはAndroid端末のIDとは別のものです。よって、ユーザー行為の情報と個人情報を結びつけて取り扱うことはありません。
なお、基本情報はログ情報の送信チェックボックスをオフにしている場合でも、クラウド変換機能を不使用の場合でも送信されます。

4.クラッシュログ

クラッシュログは、Simejiが強制終了(クラッシュ)した際にサーバーに送信されるデータです。
このデータを使ってSimejiが不具合を起こした原因を解析し、クラッシュが起りにくくなるように改善をします。
なお、クラッシュログはログ情報の送信チェックボックスをオフにしている場合でも、クラウド変換機能を不使用の場合でも送信されます。

こうしたさまざまなデーターや入力語は、サーバーのなかで60日間を期限に保管、解析してから破棄されます。
Simejiはさまざまな利用データを解析することで使いやすさ、変換しやすさを向上させています。
これからも安心してご活用いただけるよう、努力します。

Last Update:2013.12.28
※掲載されている仕様や画像は現在の仕様とは異なる可能性があります。